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美味しい米の炊き方
■ 美味しい精米の炊き方
 最近はIH炊飯器も普及していて、米を研いだあと浸漬しなくともよい機種が多いようですので、基本的には説明書に従ってください。
 炊飯水は、出来れば水道水そのままは避けて、浄水器の水かミネラルウォーターが良いです。ミネラルウォーターの場合、硬度50くらいの軟水がよいようです。硬水は米が硬くなり、バサバサするので避けてください。 

1. お米を軽量カップできっちり正確に測ります。

2. たっぷりの水を入れて手早く2〜3回かき混ぜて、すぐ水を捨て、これをもう一度繰り返します。

3. 2のあと水を入れずに手早くかき混ぜ、たっぷりの水を入れてサッとすすぎます。これを繰り返し、最後にもう一度たっぷりの水を入れて、すぐ水を流して洗米を終えます。

4. 水平なところに鍋を置き、目盛りにあわせて水をいれます。一般的に新米は少なめ、夏は多め、それ以外は目盛りどおりで大丈夫ですが、「和み」、「たきたて」の場合は時期にかかわらず少な目がいいと思います。

5. 最近の炊飯器は浸水時間が要らないタイプが多いようです。お手持ちの炊飯器の取り扱い説明書で確認してみてください。要らないタイプであれば、すぐに炊飯スイッチを押して炊飯を始めます。浸水時間の要るタイプでしたら、一般的に夏は30分、冬は1〜2時間置いてから炊飯を開始します。この場合、水に浸して置くと軟らかめになり、ザルに上げて置くと粒がしっかりします。

6.  炊き上がったら、すぐしゃもじを入れて、全体をフンワリ、ほぐすように
かえして余分な水分を飛ばしてべちゃっとならないようにします。
 

■ 美味しい玄米の炊き方 
 玄米食はぱさぱさしている、ぼそぼそで美味しくないというイメージがありますが鍋や水加減、加熱時間の違いでお子様にも食べやすい美味しい玄米が炊けます。 軟らかで、モチモチ感のある玄米を炊くのでしたら高圧圧力鍋がおすすめです。高圧圧力鍋でもいろいろとありますが、ここで事務局担当者も愛用している「ピース圧力鍋」での炊き方をご案内しますが、その他の鍋はそれぞれの説明書を参考にしてください。 

1.  軽量カップで正確に測り、ごみや汚れを取るためサッと2〜3回洗います。米が傷つかないように、研がずにサッと洗うようにします。ザルで水を切ります(すぐに炊いてOKです)。

2.  圧力鍋に米と水(ササニシキやひとめぼれは1.2倍程度、たきたては同量程度)の水を入れ、1合に対して1つまみほどの塩を入れて軽く混ぜます。もちろん水加減はお好みのよって変わりますのでご自分にあった水加減を探してください。

3.  圧力鍋の蓋をして重い方のオモリをして中火にかけ、オモリが揺れ始めたらそのままて3分間加圧し、弱火にして25分炊き、火を止めます。

4.  火を止めた後10〜15分蒸らしておき、蒸らしが終わったら蓋を開け(圧力がかかって開かない時は鍋を水に浸すか水をかける)しゃもじでふわっと混ぜ合わせます。 

 炊飯器でも最近はほとんど玄米モードがついており、スイッチを入れれば玄米を炊くことができます。炊飯器で炊く玄米はさらっとした仕上がりになります。 

玄米について
 
品種によって、あっさり気味なもの(ササニシキ、ササシグレなど)、もちっとしたもの(たきたて、ひとめぼれなど)、いろいろな食感があります

塩について
 3合に対し塩を1〜1.5つまみ入れることによって苦味(下記参照)を中和し、美味しく炊けます。
天然塩で炊けばさらに美味しい玄米飯ができあがります。
 

玄米の苦味について
 玄米はカリウム含有量が多いため、苦味を感じる場合があるのです。
 しかし、これは塩を入れて炊飯することによって、カリウムとナトリウムが結びつき、苦味を中和させることができます。
 


 


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